THE THOR ではデフオルトで2種類の Googleフォント(英字)が設定されています。
これを好きなフォントに変更する方法を紹介します。
設定されているフォント
THE THOR に設定されているフォントは「Fjalla One」と「Lato」の2種類。
「Fjalla One」の方は主にトップページのセクションのタイトルなどに使われており、「Lato」はそれ以外のサイト全体に適用されています。
テーマファイルのカスタマイズ
用意するもの
- FTP ソフトとテキストエディタ
- サーバーのファイルマネージャー(とテキストエディタ)
のどちらかを使用します。
「wp_head.php」をダウンロード
まず最初に、FTP ソフトかサーバーのファイルマネージャーを使用して
と進み、その中の「wp_head.php」というファイルをダウンロードしてください。
このファイルを開くと、42~54行目(THE THOR ver.1.3.0)に Googleフォントを読み込んでいる部分があるので、ここを変更していきます。
wp_head.php
//Googleフォント用CSS
if ( get_option('fit_seoCss_lato')) {
echo '<link class="css-async" rel href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Lato:100,300,400,700,900">'."\n";
}else{
echo '<link rel="stylesheet" href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Lato:100,300,400,700,900">'."\n";
}
//Googleフォント用CSS
if ( get_option('fit_seoCss_fjalla')) {
echo '<link class="css-async" rel href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Fjalla+One">'."\n";
}else{
echo '<link rel="stylesheet" href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Fjalla+One">'."\n";
}
好きなフォントを選んで差し替える
Google Fonts から好きなフォントを選んで、フォント名の部分を差し替えていきます。

好きなフォントを選び、右上の「+」アイコンをクリックします。

画面右下に出てくる黒い帯の「ー」アイコンをクリックすると、選んだフォントを呼び出す CSS ファイルの URL とフォント名が表示されているポップアップが出てきます。

CSS の URL 部分をコピーして、先ほどダウンロードした「wp_head.php」の Googleフォントを読み込んでいる部分と差し替えます。
子テーマに対応するフォルダを作りアップロードする
次に、子テーマ直下に「inc」という名前のフォルダを作り、更にその中に「parts」というフォルダを作ってください。そこに編集した「wp_head.php」をアップロードします。
CSS でフォント指定を上書きする
子テーマの「style-user.css」に以下を追記して、親テーマでフォントを指定している部分を上書きします。

フォント名は画像の赤枠の部分になります。
親テーマで「Fjalla One」が指定されている部分
「フォント名①」には「Fjalla One」と置き換えるフォントの名前、「フォント②」には「Lato」もしくは「Lato」と置き換えるフォントの名前を入れてください。
style-user.css
.eyecatch__link::after, .heading-main, .siteTitle{
font-family: "フォント名①",
"フォント名②",
"游ゴシック体",
"Yu Gothic",
"YuGothic",
"ヒラギノ角ゴシック Pro",
"Hiragino Kaku Gothic Pro",
"メイリオ",
"Meiryo",
"MS Pゴシック",
"MS PGothic",
"sans-serif";
}
.pager__item, .page-numbers, .searchBtn__close, .menuBtn__close, .pickup3__item:before, .pagePager__item, .controllerFooter__close, .t-headerCenter .searchBtn__link::after, .t-headerCenter .menuBtn__link::after{
font-family:"フォント名①";
}
親テーマで「Lato」が指定されている部分
「フォント名②」と書いてある所に、「Lato」と置き換えるフォントのフォント名を入れてください。
style-user.css
body, .heading-main span, .content .afRank li::before, .widgetAfRank li::before {
font-family:"フォント名②",
"游ゴシック体",
"Yu Gothic",
"YuGothic",
"ヒラギノ角ゴシック Pro",
"Hiragino Kaku Gothic Pro",
"メイリオ",
"Meiryo",
"MS Pゴシック",
"MS PGothic",
"sans-serif";
}
@media all and (-ms-high-contrast:none) {
body {
font-family:"フォント名②",
"メイリオ",
"游ゴシック体",
"Yu Gothic",
"YuGothic",
"ヒラギノ角ゴシック Pro",
"Hiragino Kaku Gothic Pro",
"Meiryo",
"MS Pゴシック",
"MS PGothic",
"sans-serif";
}
}
反映されない場合
キャッシュを削除して確認しても反映されていない場合は、Chrome ならシークレットウィンドウ、Safari ならプライベートモードでサイトを表示させて確認してみてください。